アトピー駆け込みクリニックと呼ばれて大阪・心斎橋にある高島クリニックの高島です。
私のところは全てにおいて他院とは違います。療の考え方が違い、治療方法が違い当然お出しする内服薬や塗り薬も違います。開院してずいぶん経ちますが「違いが治療効果になって出てきている」最近そう言われることが多いです。
正直、うれしいですね。
このところアトピーが多いの方が増えてきて気がつけばアトピー駆け込みクリニックと呼ばれていました。
これは私の頭がズルっと禿げたことから究めた治療のお話。
このアトピー手記は私の息子がひどいアトピーだったのでそれを治したい一心で始めた治療のお話です。どちらも誠心誠意、真実を書いていきますのでどうぞよろしくお願いします。
アトピー治療は皮膚科だけではムリ!
みんなアトピーっていうと皮膚科に行くけどほんとのこと言ってそれだけで治るはずないよ。
というのがぼくの考えかた。
かんたんに言うと体内環境の整備がうまくいくとアレルギーは改善するというのが、ぼくの考えかた。
そのためには皮膚科治療だけではムリなんです。
皮膚科+内科的な治療を施さないと体内環境の整備はできません。
じゃあ、どんな風に...というのを少しずつ書いていきたいと思います。
で一体、アトピーって何?
みなさん、アトピーって一体なにだと思いますか?
私が考えているアトピーって病気は体の中の免疫系の異常が皮膚に出たもんなんです。
たとえば、リウマチが関節に症状を出したり、アレルギー性鼻炎が鼻ズルズルだったりするのと同じです。
いわゆるアレルギー疾患というのは
※現在は遺伝子説が有力アレルゲンという攻撃に対して免疫力(自分が制御する力)が異常にキツすぎて通常よりも敏感にほんのちょっとしたことにでも反応する体になっているから症状が出るんとちゃうか
という考えです。
アトピーは内科との連携プレーで治そ!
日本では、アレルギー性鼻炎は耳鼻科。リウマチは整形外科。アトピーは皮膚科で診ますね。
欧米では、アレルギー性鼻炎は、内科+耳鼻科。リウマチは、内科+整形外科。
アトピーは、内科+皮膚科の連携プレーで治療します。
日本でもそうしたらええのにと思いますがいつまでたってもなかなかそうはなりそうにないのでぼくのクリニックでは内科+皮膚科の治療を独自に進めています。
また、そうした考えを広めるべくNPO統合医療研究会を立ち上げて活動をしています。
いろんな方法を使って治療の意識改革、底上げを行っています。
これ読んでる患者さんだけでなくお医者さんもご興味のある方がおられましたら私たちの活動に参加してください。
協力し合って、医療をもっともっと良い方向へ変えていきましょう!!!
日本じゃ変わってると言われるぼく医療に関してぼく自身はしごくまっとうなことを考えていると思うのですがなんちゅうか
日本という国は保守的でその中の医療の世界はがちがちに保守的 で新しいもののトライを
なかなか認めてくれません。
が、そんなこと言っても始まらん。
まあ、やれるだけやってみよ!そんな感じで頑張ってクリニック開業から早5年が過ぎ...
変わったやつがやってる変わったクリニックも沢山の人に知られるようになってきました。
ぼくも自分の息子のアトピーでめっちゃ苦労した。そんなことを思い出しながらこれを書いてます。
ぼくの息子のアトピー地獄
妻は妊娠中も何の問題もなく出産も正常分娩した。3000グラムの健康な赤ちゃんを生んだ。1週間ほどして妻子共に元気に退院してきました。
やがて...
しばらくすると口の周り、首筋にあせものような乳児湿疹のような不吉な予感が見えてきたではありませんか。
当初はあまり気にしていなかったがだんだん範囲は広がり、よく泣くようになってきてこれは元気な赤ちゃんだから泣くのではなく、かゆみか痛みのせいでは?と親のボクたちも疑い始めたのです。
皮膚科に見せたが、何かわからず
「なんや言っても赤ちゃんですからね、しばらく様子を見てみましょう」
とのことでいよいよ1歳の誕生日を迎えました。
このあたりでかゆみ、症状共どんどんひどくなり、激しく掻き始める息子。
最愛の息子は赤むけズルズル。
汗もでなんぼなんでもここまでひどいことにはならんやろ。
まさか、アトピー...??一番言いたくなかった病名を口にしたのでした。
どうすんねん???やっぱりステロイドか!?
色んな思いがぼくの頭の中でぐるぐる回りました。
それまでに皮膚科外来を担当させられた時にステロイドを患者さんに処方していたぼくです。
もちろん、アトピーの方の末路も知っています。
だんだん強いものに変えていき
最終的にこれ以上、強いステロイドがなくなればお手上げ。
いろんな病院を患者さんは行脚し結局治らず、掻きむしりながらがまんするというエグい状態。
あああ、どうすれば...ぼくは頭をかかえました。
今までの患者さん、ごめんなさい。。。
ステロイドづけになった息子の姿が脳裏をよぎり、くたくたに疲れた妻の顔がまざまざと浮かびました。
それでも、それでも...
息子の泣き声と掻きむしるしぐさに負けステロイド塗っちゃいました。
ふがいない自分を責めるぼく。
自分の息子でぬかるみの世界に足を突っ込んでしまったという思いとこれまで平然と患者さんにステロイドを
処方していたという事実。
なんてことを平気でやっていたのかと...泣きました。
アトピーの新しい治療法を探してぼくは必死で息子のアトピー治療法を探しました。
もちろん○○の水とか、無農薬野菜とか、肌にやさしい○○は試しまくりました。
いいと言われるものは全て。
そこには良いという明確な根拠などないにもかかわらず。
医者のプライド、捨てました。
日に日に自責の念はつのり、息子は改善思わしくない症状に苦しみました。
今までの患者さん、ゴメンナサイの気持ちで新たに治療方法を探し求める長い長い道のりに
光など見えませんでした。
あっちの皮膚科、こっちの皮膚科へ転々どうしたら、息子のかゆみは止まるのか?
かきむしった後は血だらけでお風呂に入れると泣き叫ぶ状態。
それでも清潔にしないと...どうしたらええねん?
不安...とにかく不安...民間療法にも手を出さずにはいられませんでした。
@@の水、@@温泉、どれも医学的根拠に欠けるものの、治った人がいるというそれだけで、
とにかく試さずにはいられない。
医者の私がこんなことに手を出していいのか??
いや、そんなものどうだっていいんだ!
とにかくなんでもいいから治ってくれ〜〜
この先生は名医!妻は、いいと聞いた皮膚科へ息子を連れて行きました。
ところが、いろいろ先生に相談したいと思っても3分間程度の診察でベルトコンベアーみたいに
流れ作業で済まされてしまう。
「塗り薬、出しときます」どうせステロイド出されるだけ。
どこへ行っても一緒や...繰り返される結果に途方にくれていました。
次は青汁だ!
自分たちでできることからしよう、と次は食生活の改善。
こいつはちょっと効果があった。まずはいわゆる青汁攻撃。
でもね、苦い青汁を喜んで飲む子供は、ほとんどいません。
無理やり粉ミルクを混ぜて作った青汁ミルク。自分が飲んでもうまいとは言えない。
今の青汁ならちっとはうまいかもしれないが当時はひどかった。
でもなんだかこれを飲みだしてから、多少便がゆるくなって、心なしか皮膚もましになったような...
いけるんちゃうん、これ!!!
かすかな希望。
アトピー本、読みまくる
読みまくりました、アトピーと食生活の本。そばやさばなどのアレルゲンを避けましょう。
ミルクやお肉など動物性のタンパクや脂肪はやめといたほうがいいです。
野菜や果物などのビタミンミネラルを多く含んだものや繊維食がいいですよ。
いろんな人がいろんなことを言っています。
そして、読んでるうちにだんだん不安になってきたのです。
なぜって、
医者からみてどう考えてもそれはおかしいいやろ??と言った内容にも多々遭遇してしまったからです。
なんか、根拠にかける。。。
これって何かオカシイゾ!!!
ぼくは「オカシイ!」と感じた理由を解明したくてさらに一般の本屋にある本を片っ端から読みまくりました。
読みまくりながら、こういった体質改善についての医学書がなんで一冊もないんかな〜?
なんで民間本ばかりなんやろ?
ないのが不思議やな、何かないんかいな、なんでないんやろ???と思い続けていました。
父は若ハゲ、息子はアトピー
当時、ぼくは救命救急部24時間体制の仕事で、長時間にわたるオペの連続によるふらふら+頭髪のひどい抜け毛
に悩まされておりました。
病院に泊まることが多く帰っても息子のアトピーの悪化、泣き声...
「あなたは無責任よ!」
「オレもいろんな治療法を探ってるやないのっ!」
家族関係もぐちゃぐちゃ。
そこへ見かねたおばあちゃんまで登場し、まめに入浴、洗顔などを行い、徹底的にケアしたがさらに悪化するという悪循環。
うわあああああ!!!!
そんな中、友人にそそのかされて、胎盤療法という、それまで聞いたことのない治療を自分の疲労回復のために始めたぼくでした。
胎盤療法との出会い 胎盤療法を始めたとたん、なんか異常に元気状態が継続し結果的に毛も生えたぼくです。
胎盤療法
なんじゃこら。。。すごいぞこれ。。。
胎盤療法って、今でこそプラセンタとか言って、美容などにもよく使われていますが、
当時は聞いたこともない治療でした。
論文を調べていくと海外、特にヨーロッパやロシア、ルーマニアなんかでは胎盤を注射することで若さを保ちます、
体質を良い状態に保ちます、老化という体質の悪化、一種の病気を治しますなどなど書いてあり
とっても興味をそそられました。
アトピーと老化は似ている!?
胎盤療法の論文にあった老化は病気の一種ですというフレーズにぼくはひっかかりを覚えました。
なんのこっちゃ、老化が病気???意味不明。
調べていくとアメリカには老化に抗う学会がありました。
抗加齢学会。。
それを知ったときから実に長い英語との戦いという旅に出ることになりました。
すべてのテキストは英語です。かんべんしてえな。実を言うと、英語はあまり得意じゃないのよ。
得意な語学は大阪弁!
さあて、この長い旅で得た結論は老化とアトピー、両方とも体質の悪化した状態だという考え方でした。
治療法も似ています。ということなんですが、そこにいくまで色んな努力なんかしちゃわないと
一足飛びにはムリでした。
わが子のアトピー、その後ではまた、子供の治療の話に戻りましょう。
青汁攻撃でやや改善したものの、十分とはいえない症状に悩む我が家。
次に試したのは塗り薬制作です。
わが子用塗り薬をせっせとまぜまぜ。実はこれは近大時代からやってました。
スクワランとか、セラミドなんていう保湿剤ではなく、いわゆる皮膚科で出す薬をいろいろ混ぜてみたり、
クリームをジェルやローションにしてみたり、ワセリンにといてサランラップで患部を巻いてみたり
(サランラップは保湿力があり、通気性もいいので薬を塗った後、患部に巻けば、かきむしり予防にもなっていいと
教科書にも載っています)。
が、合う人とそうでない人がいてうちの子は後者でした。
これはうちには合わん。あ〜あ、一からやり直しね〜みたいな感じで毎日まぜまぜやってました。
保湿、とにかく保湿
結局、いま当院で使用しているものよりグレードの低い保湿剤をケラチナミンや弱いステロイドのクリームに
アホほど大量に混ぜ、外用しました。
とにかく保湿。これがひとつの結論です。
乾燥が治るとかゆみもましだし、バリアーが出来やすいのでバイキンもつきにくく、掻かなくなる。
いまクリニックに来てくださるアトピーのお子さんにも同じようにしています。
ただ、この保湿剤の量がハンパじゃない。
化粧品なんかに含まれる成分の何万倍くらい入れないと治療効果が少ないのも事実です。
また、体の内側からの治療として、ビタミンミネラルアミノ酸の摂取を(当時は青汁)
今ではサプリメントで処方しています。
他にももっと優れものがどんどんでてきてますが、商業ベースの宣伝に流されないように注意しましょうね。
アトピー息子のおやつは納豆一気食い
当院に来られる患者さん、特にお父さん、お母さんは
いっぱいサプリを飲ませている方が見受けられますが、
逆効果の場合も多いようです。
実際の治療としては、子供なんで大人みたいにあれこれサプリは出せない。
よく出して2種類までです。
食生活で摂るのが一番なんでしょうが、大量に取れないモノはサプリで摂るしかありません。
我が子は、アトピー対策に四苦八苦しましたが今では首筋にうっすら掻きキズが残るだけの
元気な9歳のやんちゃ坊主になっとります。
ただ、いまでもあんまりお肉は食べないし、お菓子や甘いものもほとんど食べません。
おやつ代わりに納豆一気食いという食生活。
自分でこれは体に良くない、合わない、痒くなる食べ物というのがわかってるんだと思います。
もっと体ができあがってきたら、少しずつ色んな食べ物に慣らしていけばいいと思っています。
アトピーの人は体内環境を整備してこの手記の最初に体内環境の整備がうまくいくとアトピーは治ると書きました。
具体的に体の内部環境を狂わせる原因には大きく4つあります。
@腸内細菌叢が乱れて
うまく消化吸収排泄ができない
A活性酸素が大量発生
B有害ミネラルが蓄積
C血流が悪い
アトピーの方はこの4つの問題をかかえています。
次回は、この4つをどのように解決していけばいいかをひとつずつ、わかりやすくご説明しましょう。
腸内細菌叢ってなんや?? アトピーの原因の一つに腸内細菌叢が乱れててうまく消化吸収排泄ができない。
ということがありますが腸内細菌叢ってなんや?それはね、腸の中にいてる色んな菌。
たとえば、わかりやすいところで言えば大腸菌とか、乳酸菌とかね
腸の中の菌のバランスが崩れているとなかなか食べたものがうまく消化吸収できなかったり
残りかすがうまく排泄されなかったりするんです。
この毒素がたまるからアレルギー体質の原因になるんです。
善玉菌をふやして消化吸収をよくし腸の働きを高めないとアトピーは改善されません。
ではどうすれば腸内細菌叢のバランスがよくなるか?
まず、ご家庭では繊維食を多く摂取するように心がけてください。
もちろんそれだけで治癒するには道のりが長すぎます。
私のクリニックでは専用のサプリメントやオリジナルレシピの点滴で腸内細菌叢の改善治療に
効果を上げています。
活性酸素ってなんや?
体内環境を狂わせる原因の2つ目活性酸素の大量発生について説明します。
活性酸素とは、体に悪い酸素のことです。
それが大量に発生した状態は、アレルギー体質を引き起こします。
では、どんな時に大量発生するのでしょう?
この原因はいろいろありますがわかりやすい例を挙げてみましょう。
睡眠不足、お酒の飲みすぎ、たばこの吸いすぎ、かたよった食生活、特にお菓子や化学調味料を多く使った食べ物を摂取した時、ストレス、過度の運動...
つまり、体に悪いことをしている時は活性酸素が大量に発生していると思ってください。
普段の生活習慣を意識して改善していくことでずいぶん活性酸素の発生自体を
抑えられると思いませんか。
特別な抗酸化剤(活性酸素除去剤サプリメント)なども助けにはなりますが、
まずは、活性酸素が大量発生する原因を減らし抗酸化作用の強い食べ物、果物や野菜をバランスよく摂ることです。
生活を整え、バランスのよい食生活をするとアトピーによいと一般に言われるのは活性酸素の発生が抑えられるからなんですよ。
有害ミネラルってなんや?
体内環境を狂わせる原因の3つ目。有害ミネラルの蓄積について説明します
有害ミネラルってなんや?って思うでしょ。
ミネラルには人体を構成したり新陳代謝を維持する必須ミネラルと、蓄積すれば悪影響を及ぼす有害ミネラルが有ります。
昔、イタイイタイ病とか水俣病、砒素ミルク中毒なんていう公害病があったでしょ。
子供心に覚えている方も多いのではないでしょうか?
これら、公害病の元、有害ミネラルを今の日本の生活で必ずといっていいほど摂取しちゃってます。
では次に、有害ミネラル6元素を説明します。
ベリリウム(汚染源:大気)
カドミウム(汚染源:排気ガス・タバコ・飲料水・缶詰・石油・汚染された食品)
水銀(汚染源:汚染された魚介類・水・歯の詰め物アマルガム・破損蛍光灯)
アルミニウム(汚染源:調理器具・食器・アルミ缶・タバコ・殺虫剤・大気汚染・酸性化した土壌・制汗剤・水処理剤)
鉛(汚染源:鉛管・缶詰・毛染め・印刷・タバコ・排気ガス・塗料・大気汚染)
砒素(汚染源:残留農薬・飲料水・井戸水・海草・魚介類・排気ガス・除草剤・産業廃棄物)
今の日本人の生活において有害ミネラルは逃げられない現実なのです。
アトピーは環境問題病だ!! 有害ミネラル第2弾!
前回あげた有害ミネラルは大気中に散乱していたり土壌中に含まれていたりするのでこの栄養で育った野菜、
それを食べる家畜、また畑から流れ出た有害物を含んだ水は川へ行き、そこにいる小魚がそれを摂取し、
その魚を大きな魚が食べ、
それらの家畜や魚、また水はそれらを食べる人間の胃袋へいき、
体内に蓄積し、遺伝子を傷つけ子孫に影響を与え...
加えて、化学薬品を使用したインスタント食品や調味料を使い...
結局、アトピーやアレルギーって環境問題が病気になったようなもの。
知らず知らずのうちに溜まった有害ミネラルが皮膚バリアーを壊したり、酸素活性を阻害したり
色んな弊害を生み出している。
どの食べ物にも含まれる有害ミネラル。
避けるためには、食べない、飲まないしかないけれどそれは当然ムリな話。
現在、この有害ミネラルの量は毛髪検査で測定できます。
実際にアトピーの患者さんに毛髪検査をすると有害ミネラル量が多い人がたくさんいて
じゃあ、有害ミネラルを抜くしかない!
となるのですがどうやって???
私のクリニックでは内服や点滴で有害ミネラルを抜く治療をしながら不足してしまうビタミン、ミネラル、
アミノ酸などを補充します。
ステロイドの外用を使わずにできるだけ体の内側から治療するのです。
有害ミネラルは必須ミネラルが充分に足りていると抜けやすいとも言われています。
一般に「バランスよく食べなさい」と言うけれどそれは、有害ミネラルが抜けやすい体質になるという
意味でもありますね。
このお話、突き詰めれば地球環境問題に行きついてしましますね。
いよいよ地球防衛軍、高島クリニックの出動か!?
血流が悪いってなんや?
いよいよ体内環境を狂わせる原因の4つ目血流が悪くなるについて説明します。
いきなりですがホモシステインって知ってますか?
血流を悪くする、動脈硬化を速める因子の名前です。
これはわかりやすく言うと血管内を傷つける悪いアミノ酸、悪玉アミノ酸と呼んでいるものでこの値が高いと動脈硬化が進み、血管の内側にコレステロールなどの脂がへばりついてどんどん血の巡りが悪くなります。
皮膚に行く血流というのはメチャクチャ細い、いわゆる毛細血管というやつですぐに閉まってしまいます。
血流が悪いと皮膚の色んな機能、たとえば細菌に対する免疫力とか皮膚の角質代謝とか、自分の皮膚を作る能力も落ちてしまい結果、塗り薬も効きが悪くなるんです。
そこで当院では、キレーションという点滴をして、ホモシステインの値を下げ血流を良くする治療を行っています。
なぜアレルギー体質になったのか調べよう!
ぼくがいつも不思議に思っていること。
日本では、何にアレルギーがあるかは調べるがなぜアレルギー体質になったのかは調べない。
アレルギーに関して現在保険でできる検査は3つ。
@あなたはアレルギーですか? アレルギー鑑別検査
Aどの程度、ひどいアレルギーですか?IgE抗体の検査
B何のアレルギーですか? アレルゲンテスト
これらの検査は
アレルギーのオリジン(元凶)を調べるものではなく今のアレルギーの状態を調べるものです。
「アレルギー、しかもひどいアレルギー、
アレルゲンは卵とミルクと犬と猫とカビとハウスダストと...」
という結果の患者さんに「卵とミルクはやめましょう。ペットも飼っちゃダメですよ。
おうちはきれいに掃除してね...」という指導しかできないデータですよ。
ほんとにこれでアレルギーが治るの?
NO!
NO!
NO!
わたしのところは、一般の保険検査もしますが
それに加えて、体内環境にどれだけ乱れが生じているかを詳細に検査し、各人の治療方法を決めます。
あなたの体内環境を乱れさせてアレルギー体質にした原因をぜひ解明しましょう。
活性酸素の発生と皮膚の血流に関しては、血液検査で調べられます。
有害物質の体内蓄積に関しては毛髪ミネラル検査で調べられます。
腸内細菌叢の乱れに関しては大腸ファイバーで調べるという方法があるのですが正直なところ、
測定に正確さを欠くところがあり、あえて検査するより当院では腸内細菌叢を整えるサプリメントをお出ししています。
特製塗り薬
外用薬(塗り薬)は治療の幹ではなくて枝です。やっぱり基本は体の中を整えること!
ただ、アトピーの場合、乾燥などでかゆくなり、かきむしっちゃうと、これまでの治療努力が一気に水の泡。
それを阻止するため当院ではステロイドを入れない外用薬をお出ししてます。目的は、痒み止めや保湿。
みなさんがよくご存知のケラチナミンとかユベラ、ヒルドイドなどの配合比率をお一人おひとりに合わせて
オタクのように、凝って混ぜ合わせています。
もちろん保険処方です。そこにドイツ製の医療用保湿剤をこれまたひとりずつ量を変えて足していきます。
これが隠し味。
この塗り薬は患者さんのこれまでの治療法や治療薬、年齢や症状、血液検査などさまざまなデータなどを元に
ひとりずつ配合を変えて作るのですがこのこだわりだけは絶対なくしたくない部分です。
なおドイツ製の保湿剤は私が長いことかかって見つけたものです。
国内外から、これを思った薬を見つけては色々テストしてきたのですが今使ってるものに勝るものはありませんでした。
当院はステロイドを使わない治療ですが一つだけ例外があります。長期間ステロイドを塗っておられた方が当院に来られた場合です。
ステロイドを急にやめるとひどいリバウンドに苦しみますので、その方たちには徐々にステロイドを抜いていくようにしています。
そのため、どうしても弱いステロイドを使わざるを得ませんがこれも一時です。できるだけ早くステロイドを使わない状態にするよう生活指導を徹底しています。
頭から足先まで全身洗えるソープもお出ししています。これは、高浸透圧性のミネラル配合ソープ。
浸透圧を利用し皮膚の内側から水分を引き出せるようにしてます。
この原理は本当に凄いですよ!洗い上がりは自分の肌と思えないほどツルッツルになるんですから。
皮膚にもっともよくない防腐剤を入れてませんから物流販売できず、当院でしか入手できません。
鮮度が大切なので1回1か月分ずつお出ししています。
子供さんのアトピー治療
お子さんのアトピー治療は外用薬の処方がメインとならざるをえないため、前回お話した特製塗り薬で乾燥によるかゆみを抑え、ステロイドを痒み止めに使わないようにするという考えがとても重要です。
内服ステロイドを気づかないまま飲んでいるケースもあります。
例えば、アトピーで喘息も持っているような患者さんは「喘息のお薬です」と説明されてステロイドを飲んだり、吸入しているケースがあります。
その場合、私はラクトフェリンなどの免疫系調節サプリや乳酸菌サプリに変えて処方することもあります。
つまり当院は、喘息を併発するお子さんでも治療可能です。
とにかく、治療に来られる際はいま飲んでいる薬やこれまでの検査結果などを全部見せてくださいね。
それを拝見してからリバウンドに注意して徐々に減量していきます。くれぐれも自己判断で減量したり増量したりしないようにね。
子供さんのアトピー治療・まとめ
お子さんのアトピー治療をもう一度、復習します。
お子さんの場合
当院では、塗り薬、大学で作った防腐剤いっさいなしの期限付きボディソープと腸内細菌叢を整える
サプリのみ処方という患者さんが多いです。
お子さんには注射ができないし飲み薬やサプリメントもあまり出せない。おまけに他のアレルギーやサプリに対するアレルギーも多いので治療がしにくいのです。
そこで長年かけて開発した複合型セラミドという皮膚の保湿に最適と判断した材料を加えた
塗り薬で勝負してます。
それから、生活指導としては腸内細菌叢を整えるため栄養をバランスよく摂り、(小児の場合はアレルギーを起こす食べ物を完全に避けるよう、指示しています。)
ほかには、動物性タンパク(例えばお肉とか)もできるだけ最初は避けてもらい徐々に慣らしていくように食事してもらっています。
それから、清潔!!
清潔は非常に重要です。食事の後は、指先や口の周りをきれいに拭いてくださいね。
子供なので、かき癖がついていて痒くなくてもかく子がほとんどです。
食べかすがついているとかき癖を助長します。だから、くれぐれも清潔を心がけてくださいね。
成人性アトピー患者さんの事実
実際に高島クリニックで診察してきた患者さんの症例をご本人の承諾を得てお話します。
Kさん、46歳、女性。
学生時代からアトピーで色んな皮膚科、民間療法を試すが効果なし。
しかたなくステロイド外用していたが耐性が怖くなって自己判断でステロイド中止し、お決まりのリバウンド。
即、入院してステロイドパルス療法(大量のステロイドを内服、点滴、外用などしてとにかく症状をおさめる)を受けたりした。
結局、その後、ステロイド外用と並行して漢方療法も行ったが改善せず精神的にもまいってしまい、自宅に引きこもりがちになる。
結婚もあきらめた。
どんどん内気な性格に変わり自暴自棄になりかけていた。医者を信用できずアトピービジネスにひっかかったりした。
趣味はまったくなし。
なんとKさんは、アトピーではなかった!
Kさんは、自宅にひきこもっていた時、ぐうぜんに産経新聞に掲載された当院のアトピー治療取材記事を見ました。
そこで来院。
●血液検査をしました。
ところが、アトピー鑑別テストでマイナスとの結果が出たのです。
IgEも低値でした。
え、アトピーじゃなかったの???
そうなんです!!!
Kさんはアトピーじゃなかったのです!
●毛髪ミネラル検査もしました。
すると、有害ミネラルの蓄積が多量であることが判明したのです。
●別の血液検査では、
悪玉アミノ酸(ホモシステイン)が異常高値!
この結果を踏まえて、当院ではアトピーの治療ではなく有害ミネラル除去と動脈硬化の改善(キレーション点滴)をし、ステロイドのリバウンドに注意しながらステロイド減量、保湿剤投与。
現在、皮膚症状はほぼ全快。外用薬使用せず、完全に脱ステロイド状態です。
徐々に来院(点滴)間隔を空けていき経過観察をしています。
(治療開始から約6ヶ月で2〜3週に1度の通院)
性格がとにかく明るくなりました。
時おり出現する皮膚症状(主に乾燥)で一喜一憂しないように医療スタッフ全員が精神的なケアを心がけています。
もぅたやすく、アトピー商法にひっかかることもなくなりました。
皮膚症状だけでアトピーとは決められない!Kさんの例のように皮膚症状だけでアトピーと決めるのは
ちょっと待った!!
うちに来られる患者さんの3割近くは他院でアトピーと言われたけど当院で検査するとアトピーじゃなかったという人たちです。
そういう患者さんの割合をまとめて新聞発表をしてほしいとの依頼がきていますのでまた全国紙に記事が載ることと思います。
とにかく、治療ってのは患者さんと医者との二人三脚。信用してもらわないと治療は進みません。
だから、改善・治癒までに大変な労力がかかっています。
アトピー治療で色んな病院を転々としてきた人たちはなかなか医者を信用してくれないんだから。
特に私みたいなのは、外見が大阪のあんちゃん風なもんで…
ちなみに飲みに行っても医者と言われたことはほんまに一回もなし!
病院の中で散髪屋に間違えられた経験あり(泣)
5歳の子供のアトピー治療例
5歳の男児。活発でよく泣く子です。喘息発作の既往がありました。
3年前より近所の皮膚科でアトピーと診断されて、ストロングステロイドを外用していましたが坊やの親御さんが色んな情報を見聞きするにつれ怖くなって医師にやめたいと相談しました。
医師もそれに応じたものの、お定まりのリバウンド!
そこに感染も加わり強いかゆみに襲われました。
子供ですから掻きむしる掻きむしる!!
アズノール(保湿剤)使用で6ヶ月間様子を見ていたもののかき傷がどんどんひどくなり、新聞記事を見て
当院に来院されました。
私は「同じ外用薬を6ヶ月以上継続していて改善がなければ、替えるのも一つの方法」と説明。
別の種類の保険適応保湿剤、痒み止めに替えてさらに当院特製の保湿剤を処方(これはドイツの薬品を使っていて、保険適応はできませんが約3週分で1.500円程度の負担額です。)
現在、2ヶ月目でかなり改善を見ています。
今月から外用に加えて、乳酸菌などを処方し、腸内環境を整えていっています。
便秘の解消にもなっています。
お子さんの治療の場合は外用薬がメインとならざるをえないです。
その選択と、保湿剤の加減が医師の腕かもしれません。
ステロイドを痒み止めに使わないようにすることが最も重要だと私は考えますので個々人に合わせて調剤した
医療用保湿剤を使って乾燥によるかゆみをできるだけ抑えるようにしています。
内服ステロイドは、ラクトフェリンなどの免疫調節サプリや乳酸菌サプリに替えて処方したりします。
喘息を併発するお子さんでも治療可能です。
35歳男性のアトピー事例
格闘技などで過酷な減量経験を持つ35歳男性のアトピー事例をご紹介します。
医薬品メーカー勤務。アトピーは、社会人になってから発症。
あんなに運動をしていた学生時代とうってかわって極端な運動不足。加えて一人暮らしによる生活習慣の乱れが原因か。
外用ステロイドを使っていたが悪化の一途をたどり外側から薬を塗るのではなく、体内からの治療を期待して
当院へ来院されました。
アトピー鑑別試験は陽性(まぎれもないアトピー)
IgE抗体価は正常より高く約500くらい。
症状はIgE抗体価以上に悪く顔、首、体全体にアトピー独特の赤みを帯びた乾燥した皮膚と、それをかきむしった後の掻きキズと色素沈着。
いわゆるボロボロ状態での来院でした。
アトピー治療は信頼関係!
この成人男性に対する治療はアトピー患者の多くに有効と考えられているビタミン、ミネラル、アミノ酸の大量補給、ならびに免疫系を整えるためのサイトカインなどを投与する方法に決定。
ステロイドフリーの保湿剤の外用も追加。
はじめは思ったほどの効果もなく、本人も半信半疑であったかもしれない。
しかし、診察の度にじっくりと話し合い、お互いの信頼関係で辛抱強く治療を続ける。はじめは週1回の通院、点滴。
2ヶ月たたない時点で少し効果が出始めた。
改善すると、通院間隔を開けていく35歳男性、アトピー症状が少し治まりはじめた。
そこで1週間に一回だった通院間隔をあけることに!
「10日に1回でいいでしょう。それでいける。大丈夫ですよ!」
というと患者さんの顔がほころんだ。
「次は2週間、3週間、1ヶ月、1ヵ月半に1回という具合に通院間隔を開けていきましょう。」
「先生ほんとですか!!」
「ええ。ほんとにホント!」
お互い笑顔で話せるようになってきた。
改善効果が見えるまでは診察中、暗い顔をしていた彼です。
どう励ましていこうか、と正直、私も考え込んだことがあります。
途中、やむをえずの飲み会参加で悪化したりしたこともありましたが活性酸素を除去する点滴などでステロイドを使うことなく、現在2年経過。
すこぶる快調だったのですがこの春にまた症状が出現しました。例年、春に悪化傾向。
じゃあ、春だけ3週間に一回通院して予防点滴していこうというのが患者さんと私の結論。
アトピーの再発予防
治療が進んでアトピー症状が消えかけた時!
これが一番重要だと思います。というのは、再発予防にどれだけの気持ちがあるかは患者さん次第、人それぞれ。
症状が消えているのに何で病院へ行くの?という患者心理が働くのがわかっているから医者の方も必ずいついつに来院してくれと言いにくい。
しかし!
それは違うのです!
これまでの医療は、症状が消えるとそれを治ったということで片付けてしまい、再発すればまた一からやればよい
と言う考えであったかもしれない。
また患者サイドもそれに慣れて、そのことを当たり前だと考えている。
わたしは、このアトピーという病気の原因が少なからず環境の問題とあいまっていると考えているため、
ほうっておけばまた悪化する可能性が高いと考えています。
なぜなら!
有害ミネラルを避けることはできないし、血流は老化と共に年々悪くなる。
ストレスで活性酸素が発生するのもしかたがないのが現代人である。
こんな環境で暮らすのには、自己防衛が必要です!
特にこのアトピーという病気には再発予防が必ず必要だと考えています。
アトピー、あなたの再発予防は間違い!!アトピーの再発予防、自己流でやっている人が多すぎ!!
いらないサプリを飲んだり、健康産業に手を出したりして皆さん浪費しています。必要最小限の、医療根拠のある予防方法で、再発予防を行うことが重要です。
血流が常に良いと症状は良好になるのでその状態をキープするには医学的根拠に基づく予防治療が必要です。
激しい運動を急に始めると症状が戻ることもあり、生活全般のご相談をお受けしながら当院では再発予防をしています。
その他、活性酸素の問題など、人の体は複雑で一口ですべてを語ることが出来ません。
ですから、お一人ずつ違う治療方法を取っています。
たとえ今ステロイド外用薬を使っていても内科的治療と上手なスキンケア、食生活で徐々に減量できます。
デリケートなさじ加減で離脱へのサポートをする…それが医者の務めだと思っています。
|